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第16回アジア民主人権賞、アフガン女性人権弁護士が受賞

  • 30 November, 2021
  • 曾輿婷
第16回アジア民主人権賞、アフガン女性人権弁護士が受賞
財団法人台湾民主基金会(Taiwan Foundation for Democracy)によって授与される「アジア民主人権賞」は今年、アフガニスタンの人権弁護士で、「アフガン女性正義組織(Women for Justice Organisation Afghanistan)」の共同創設者と最高責任者のフマイラ・ラスリ氏(Humaira Rasuli)に贈られることが発表された。(写真:CNA)

財団法人台湾民主基金会(Taiwan Foundation for Democracy)によって授与される「アジア民主人権賞」は今年、アフガニスタンの人権弁護士で、「アフガン女性正義組織(Women for Justice Organisation Afghanistan)」の共同創設者と最高責任者のフマイラ・ラスリ氏(Humaira Rasuli)に贈られることが発表されました。

「アジア民主人権賞」は、2006年から毎年、アジア地域で平和の手段を通して民主の促進、人権保証の提唱に大きな貢献を果たした個人や団体に贈られます。今年は16回目となります。

台湾民主基金会の董事長を兼務する、立法院の游錫堃・院長によりますと、2021年、第16回アジア民主人権賞の受賞者、フマイラ・ラスリ氏はパキスタンに流れた難民でした。16歳の時から社会運動に参加、アフガニスタンに帰国した後は、「アフガン女性正義組織」の弁護士とジェンダー専門家などを率いて、最も代表性のあるセクハラ事件の調査に積極的に取り組み、法律を通して正義を実現しようとする女性に協力しました。

游錫堃・立法院長は「今年のアジア民主人権賞を通して、アフガニスタンの人権問題、特に女性の権利について世界から注目を集めたい。フマイラ・ラスリ氏の受賞が、人権侵害を受けた人たちと、長年に渡ってその人達のために活躍している人権活動家にとって、励ます力になれるよう希望している。この世界には、彼らのことを気にかけ、彼らを支えている人が大勢いることを知らせたい」と話しました。

今年のアジア民主人権賞の最終審査の審査員を担当する、全米民主研究所(National Democratic Institute for International Affairs,NDI)のデレク・ミッチェル(Derek Mitchell)所長は、挑戦的な環境の中で、女性を始めとした社会的弱者のために奮闘するアフガンの女性弁護士を表彰することは、タリバン政権がアフガンを制圧している現在において、象徴的な意義があると指摘、フマイラ・ラスリ氏の実績は、アジア中の女性を鼓舞することができると話しました。

台湾民主基金会によりますと、新型コロナウイルスの影響で、今年は授賞式を行いません。12月10日の「世界人権デー」の当日には、公式サイトとソーシャルメディアで、受賞者の受賞コメント映像を公開するということです。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

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