ナルワンアワー(月曜日) - 2021-04-26_桃園市役所で開催中の『漫遊桃園-台日友情插畫展』

  • 26 April, 2021
ナルワンアワー(月曜日)
台湾と日本、両方の漫画家の作品による交流展示イベントが桃園市役所で4月30日まで開催。鄭文燦・桃園市長と日本台湾交流協会の泉裕泰・代表も参観しメッセージを寄せた。(写真:CNA)
ナルワンアワー(月曜日)
台湾と日本、両方の漫画家の作品による交流展示イベントが桃園市役所で4月30日まで開催。今も台湾のアニメチャンネルで放送されている「クレヨンしんちゃん」のしんちゃんのイラストなど、大人から子供まで多くの台湾人も知っている有名なキャラクターのイラストをはじめ、83枚もの感謝のメッセージイラスト色紙が日本の漫画家らから届けられた。(写真:CNA)

桃園市といえば、台湾北部の空の玄関口で、日本からの観光客もここに降り立つという人が多いと思いますが、今は世界中で新型コロナによる往来の規制によって桃園でも日本人観光客の姿を見かけることはありません。

でも、人の往来はできなくなっているものの、日本と台湾の交流は色々な形で行われています。

今、桃園市役所のロビーでは、桃園市と日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の共催で日本の漫画家による台日友情イラスト展「漫遊桃園-台日友情插畫展」が行われています。

これは、東日本大震災から今年(2021年)は10年となるのに合わせ、日本台湾交流協会が日本の漫画家に台湾への感謝のメッセージとサイン入りのイラストを依頼したもので、日本の漫画家らから83枚もの感謝のメッセージイラスト色紙が届きました。

その中には、「北斗の拳」のケンシロウのイラストや、今も台湾のアニメチャンネルで放送されている「クレヨンしんちゃん」のしんちゃんのイラストなど、アニメファンのみならず、大人から子供まで多くの台湾人も知っている有名なキャラクターのイラストも数多くあります。

4月20日には、桃園市の鄭文燦・市長と、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰・代表も共にこの展示を参観。

その際、鄭文燦・市長は、「昔は『釣りキチ三平』などを見ていたし、大学時代には『東京ラブストーリー』や『サンクチュアリ』、『沈黙の戦艦』、『スラムダンク』などの中国語版を見ていた、どれも素晴らしかった。日本の漫画はストーリーがとても多元的だ」とコメントし、展示されているイラストたちをじっくりと眺めていました。

この台日友情イラスト展では、日本側から寄せられたイラストだけでなく、台湾側の漫画家も参加。

日本の小学生に向けて台湾の特色を紹介する漫画「台灣的秘密」 を書き日本の3000以上の図書館に届けた台湾の漫画家・「Bigun大槍」さんが、桃園市からの依頼を受け、「桃園散策」という桃園PR冊子で紹介されている13の観光名所を美しいアニメスタイルで描いたパネルや、桃園市と姉妹都市を結んでいる日本の自治体の特色を描いたイラストも展示。

また、昨年(2020年)、「第14回 日本国際漫画賞」で最優秀賞を獲得した韋蘺若明(イリ・ジャクメイ)さんは桃園出身。その、韋蘺若明さんによる桃園をホームタウンとしている台湾のプロ野球チーム「楽天モンキーズ」のコーチや選手、チアリーダーたちを描いたパネルや、蔡英文・総統、鄭文燦・桃園市長、日本台湾交流協会の泉裕泰・代表の肖像画も展示されています。アニメタッチではない韋蘺若明さんの絵もとても惹きつけられます。

このように、日本、台湾、両方の漫画家の作品による交流の展示イベントとなっていて、鄭文燦・桃園市長は、「台湾にも優秀な漫画家がたくさんいて、漫画で友情の懸け橋を作ってくれるのは嬉しい」とコメント。日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰・代表も「日本人も台湾人も漫画が大好き。コロナ禍で交流は自由にできなくなっているが、みんなが好きな漫画を通して、日台の友好関係が続いている」とコメントし、韋蘺若明さんが書いた肖像画の下に寄せたメッセージには「日台の友情は桃園で花開く(日台友情在桃園開花)」と中国語で記しています。

台日友情イラスト展の開催場所が桃園市役所のロビーとあって、フェイスブックなどでは「土日も見られますか?」という問い合わせも結構あるようで、桃園市民のみならず、台湾の各地からも「見に行きたい」と注目が集まっています。

ちなみに、開催中の4月30日までは土日祝日も開放しています。

今は自由な行き来ができませんが、漫画も一つの架け橋となって、日台の友情をより深めています。

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