Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送文化の台湾 - 2021-05-14_阿里山森林鉄道のイメージ映像「林鐵之心(森の鉄の守護者)」

  • 14 May, 2021
文化の台湾
今は観光列車として活躍している阿里山森林鉄道を陰で支える人たちを中心に阿里山森林鉄道や阿里山を訪れる旅行客、そして阿里山の自然などを映し出したイメージ映像「林鐵之心(森の鉄の守護者)」が海外で3つの賞を獲得、高い評価を得た。(写真:CNA)
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今は観光列車として活躍している阿里山森林鉄道を陰で支える人たちを中心に阿里山森林鉄道や阿里山を訪れる旅行客、そして阿里山の自然などを映し出したイメージ映像「林鐵之心(森の鉄の守護者)」が海外で3つの賞を獲得、高い評価を得た。(写真:CNA)
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今は観光列車として活躍している阿里山森林鉄道を陰で支える人たちを中心に阿里山森林鉄道や阿里山を訪れる旅行客、そして阿里山の自然などを映し出したイメージ映像「林鐵之心(森の鉄の守護者)」が海外で3つの賞を獲得、高い評価を得た。(写真:CNA)

行政院農業委員会林務局の「林務局阿里山林業鐵路及文化資產管理處(阿里山林業鉄道と文化遺産管理処)」が製作したイメージ映像「林鐵之心(The Heart of Alishan Forest Railway/森の鉄の守護者)」が先ごろ、イギリス・ロンドンの国際映画祭「第3回 ワールド・ロンドン・フィルムフェスティバル」の短編部門で金賞を獲得しました。この映画祭は、ジャンルを問わずすべての映画製作者を奨励することを目的に2019年に設立された映画祭で、「ロンドン・インディペンデント・ストーリー・プライズ」の姉妹映画祭です。

また、このイメージ映像「鉄の森の守護者」はそれだけでなく、国際的に権威あるアメリカのデザイン賞「第6回 ミューズ・クリエイティブ・アワード」では、23か国44名のプロの審査員によって審査され、4,000点の応募作品の中から映像・ドキュメンタリー部門で金賞を獲得しました。

さらには、サンフランシスコ、ニューヨークと並ぶアメリカ3大インディペンデント映画祭のひとつであるヒューストンの国際映画祭「第54回  ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭」でも、4,500を超える応募作品の中から、短編-ドキュメンタリー部門で金賞を獲得するなど、海外で3つの賞を獲得、高い評価を受けました。

このイメージ映像「林鐵之心(森の鉄の守護者)」は、「安全第一、文化資源の保存、観光開発の促進、阿里山森林鉄道の次の100年に向けて」をメインにおよそ1年をかけて撮影されました。

阿里山森林鉄道は1912年に開通してからこれまで、沿線の豊富な自然環境と鉄道技術を堪能することができるとして人気の列車ですが、これまでその鉄道を陰で支える人たちに焦点があてられることはほとんどありませんでした。

そこで、はじめて、運行業務、工務、メンテナンス業務などのスタッフの日常の視点から沿線の景観まで、変化していく一日の物語を軸に撮影しています。

例えば、大雨の中、修理や開通作業に奔走した人たちや、家族の日に家族と向き合う鉄道マンのやさしさ、恥ずかしがりながらも隠し切れない森林鉄道サービスの使命感や誇り、沿線住民の森林鉄道への期待など、様々な目線からの阿里山森林鉄道への思いが、美しい阿里山の風景と共に映し出されています。

阿里山森林鉄道は、日本統治時代の1899年、阿里山のタイワンベニヒノキなどの豊富な森林資源の輸送を目的に建設されました。1912年に嘉義駅から二萬坪駅までの66.6キロが開通。その後、1914年には阿里山駅まで延び、さらには支線も増え、全長71.4キロとなりました。

標高30メートルの嘉義駅から、ひたすら上り標高2,216メートルの阿里山駅まで。その間、47のトンネルと72の橋を通り、その沿線戦には、熱帯、暖帯、温帯など違った森林植物や美しい山や渓谷が楽しめます。

この阿里山森林鉄道は、山間部に入ると途中で独立山という険しい山にぶつかるため、列車はおよそ5キロ、高低差200メートルをらせんを描くように三周しながら登っていきます。ですので、この時、ふもとの樟脳寮駅が3度見えます。そしてさらに進むと、今度は前と後ろが交互になるスイッチバック方式で山を登っていき、阿里山駅に到着します。

美しい景色だけでなく、この特殊な登山鉄道も人気の阿里山森林鉄道。かつては木材を輸送するために建設されましたが、今では森林レジャーを楽しむ人のための観光鉄道となっています。

その鉄道を支える人たちにスポットを当て、その目線から阿里山森林鉄道や阿里山を訪れる旅行客、そして阿里山の自然などを映し出したイメージ映像「林鐵之心(森の鉄の守護者)」は、この阿里山森林鉄道と文化資産の保存や活用を行うことを目的に2018年に設立された「阿里山林業鉄道と文化遺産管理処」の創設2周年を記念して、昨年(2020年)に「阿里山林業鉄道と文化遺産管理処」のフェイスブックファンページで初めて公開したところ、3日間で17万5千人以上もの人が視聴、大きな反響を呼びました。

阿里山林業鉄道と文化遺産管理処は、「阿里山森林鉄道はその地理的環境から、他の鉄道と比べて維持が難しく、手作業の技術に頼る部分が多い。しかし仕事の環境はとても厳しい。流した汗、一滴一滴が阿里山森林鉄道の価値を生み出している」とし、「このイメージ映像を通して、皆さんに100年の文化資産の魅力を体験してもらうだけでなく、森林鉄道スタッフの真剣さと献身さを知ってもらうことで、より多くの人が共にこの鉄道を守る仲間に加わり、阿里山森林鉄道を次の100年に向かって前進させることができる」としています。

このイメージ映像は、「阿里山林業鉄道と文化遺産管理処」のYouTubeもしくはフェイスブックページから見ることができます。

日本語で探す場合は、ホームページアドレスhttps://afrch.forest.gov.tw/Ja(×2回)もしくは、検索サイトで「阿里山林業鉄道と文化遺産管理処」と入力して検索すると、「阿里山林業鉄道と文化遺産管理処」の日本語のサイトが出てくると思います。そのサイトの中にフェイスブックへのリンクがありますのでそれをクリック。フェイスブックページの中の「動画」というところに映像があります。

阿里山行ったことある!また行きたいなと思った方も、まだ行ったことないという方も、この映像を見て、阿里山森林鉄道の“心”に触れてみてください。

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