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総統:「服貿」を心配するなら修正動議を

  • 10 April, 2014
  • Editor
総統:「服貿」を心配するなら修正動議を
馬・総統、両岸サービス貿易協定の重要性を強調

馬英九・総統が、野党がサービス貿易協定(台湾では「服貿協議」、または「服貿」と略称)のリスクを心配するなら、修正動議を提出しても構わないと述べた。馬・総統は10日、アジア各地に進出する台湾企業のグループ、「アジア台湾商工会」の訪問団と会見した際、台湾海峡両岸サービス貿易協定の台湾に対するメリットを改めて強調した。

 

馬・総統は、「政府が中国大陸系資本の投資を開放した後、台湾に多くの雇用機会をもたらした。中国大陸には広大な市場があるため、台湾のサービス業にとっては大きなビジネスチャンスとなる」と指摘。「クリーニングの象王、化粧品メーカーの自然美、レストラン業の王品グループなどの台湾企業が既に中国大陸で相当な規模に成長していることから、台湾企業の高い競争力が伺える」との見方を示した。

 

馬・総統はそして、「台湾は小さいながら、開放的な経済体だ。開放策を続けて実施してこそ未来がある。台湾の経済成長の70%は、海外との貿易に頼っている。この割合は非常に高い。東南アジア諸国では、我々より高いのはシンガポールのみだ。われわれは、韓国と日本よりも高い。そのため、貿易をしていかなければ、生き残っていけないのだ。もし、自分からドアを閉じ、他の人達と交流をしなかったら、どんどん衰退していくだろう。どの政党が政権を取ろうが、開放路線という道を進んでいかなければならない」と強調した。

 

馬・総統は、サービス貿易協定の、国家安全に対するリスクを憂慮する声が有ることについても触れ、政府は防衛メカニズムを完備していると説明。建設業を例にとり、中国大陸企業の台湾での投資は12%が上限であり、また政府の調達法に適用しない事から、公共工事を請け負う事はできない。よって、中国大陸企業が公共工事を請け負うことで、安全性に不安が出ることはありえない」として、こうした見方を否定した。

 

馬・総統はまた、「サービス貿易協定が通過しない場合、台湾への影響は大きい。野党・民進党は修正動議を提出しても構わない。もし、異なる意見があれば表決を行い、民主的、平和的な方法で解決する」と語った。

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