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「雄二E地対地巡航ミサイル」来年の量産を目指す

  • 22 September, 2021
  • 中野理繪
「雄二E地対地巡航ミサイル」来年の量産を目指す
「海空戦力向上計画における武器購入の特別条例草案」が16日、行政院で承認された。今後5年に分けて最高2,400億台湾元の予算を編成して国産の8大武器システムを購入する。(写真:RTI)

「海空戦力向上計画における武器購入の特別条例草案」が16日、行政院で承認された。国産の8大武器システムを購入する。最も注目を集めているのは、初めて公開された「雄二E地対地巡航ミサイル」。来年の量産を目指しているこの「雄二E地対地巡航ミサイル」、射程距離は600キロ、航続距離は約1,200キロまで伸ばすことができる。中国大陸の上海も攻撃範囲に入り、台湾の「敵基地攻撃能力」を強化することができる。専門学者の分析では、台湾の国防の原則は「戦略的守勢」で、抑止効果を発揮するには正確な「セカンドアタック能力(第二撃能力)」が必要だとしている。

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行政院が16日、「海空戦力向上計画における武器購入特別条例草案」を承認し、5年に分けて最高2,400億台湾元(日本円およそ9,500億円)の予算を編成して、国産8大武器のシステムを購入します。中でも特に注目なのは、中国大陸の戦略目標を深く攻撃する性能を持つ「雄昇ミサイルシステム」です。

「雄昇ミサイルシステム」は、中山科学研究院が研究開発した「雄二E地対地巡航ミサイル」で、射程距離はおよそ600キロ、航続距離はおよそ1,200キロまで伸ばすことができます。

国防部は、来年にも量産を開始する予定です。

また、「雄二E地対地巡航ミサイル」の予算が公開されるのは今回が初めてです。

国防院国防資源および産業研究所の蘇紫雲所長は、

「台湾の戦略指導は戦略的守勢、これは変わらない。次のステップは抑止力。抑止力にはこのような『セカンドアタック』が必要だ。つまり、反撃のサポート。これは一種の攻撃の武器となる。第2ラインの飛行場は中部戦区にあり、ここはこれらの制圧の重要な場所となる」

学者は、行政院が国産武器の購入に関する特別条例の草案を承認したことは、台湾の国防に関する産業技術の向上にプラスになるだけでなく、国内の経済成長にも貢献すると指摘しています。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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