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台湾、10月中国の台湾果物禁輸問題をWTO/SPS委員会にも提出

  • 30 September, 2021
  • 王淑卿
台湾、10月中国の台湾果物禁輸問題をWTO/SPS委員会にも提出
中国が相次いで台湾産果物の輸入を禁止したことについて、行政院農業委員会(日本の農水省に相当)の陳駿季・副主任委員(写真)は30日、「10月にSPS委員会にこの件を提出、11月に開催される同委員会の会議で議論されることを望む」と述べた。「SPS委員会」は、SPS措置(衛生と植物防疫のための措置である「SPS協定」のこと)に関する各国の協議の場を提供し、SPS協定の実施を確実にするために設置されたもの。(写真:行政院提供)

中国が3月から台湾産パイナップルの輸入を突然停止したのに続き、19日、台湾産蓮霧(レンブ)と釈迦頭(バンレイシ)から害虫のコナカイガラムシが検出されたとして、20日からこれらの果物の輸入を一時停止すると発表しました。

それに対して、台湾の農林水産省に当たる、行政院農業委員会は、中国に対して根拠の提出を求めると共に、前向きな回答がなければ、世界貿易機関(WTO)の仲裁メカニズムに提訴するとしています。

農業委員会の陳駿季・副主任委員は30日、報道陣のインタビューに答え、中国で検出されたのはいずれも低リスクの害虫、国際的な慣行に基づけば、直接現地で処理してから輸入することが可能だとし、農業委員会は、農地の管理向上方法を中国側に提供したが、いかなる回答も得ていないと説明しました。

陳駿季・副主任委員は、中国は関連のプラットフォームを通して果物の検疫問題を処理してほしいと呼びかけると共に、中国が話し合いに応じてくれなければ、WTOを通じて紛争を解決すると明らかにしました。

陳駿季・副主任委員は、「10月にSPS委員会にこの件を提出、11月に開催される同委員会の会議で議論されることを望む」と説明しました。

衛生と植物防疫のための措置である「SPS協定」は、各国が、食品の安全性を確保したり、動物や植物が病気にかからないようにしながらも、公正な国際貿易を担保するためのルールを定めるものです。

「SPS委員会」は、SPS措置に関する各国の協議の場を提供し、SPS協定の実施を確実にするために設置されたものです。

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