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台日芸術交流計画「Taiwan NOW」、10/2にスタート

  • 02 October, 2021
  • 曾輿婷
台日芸術交流計画「Taiwan NOW」、10/2にスタート
台湾と日本の芸術交流を推進するアート・プロジェクト「Taiwan NOW(台湾ナウ)」が10月2日から12月まで、台湾南部の高雄会場、日本の東京会場、オンラインのバーチャル会場の3会場で開催されている。現代美術を主軸に、台湾と日本の制作チームが総勢20組以上が参加し、3会場に渡って芸術作品を展示する。(写真:CNA)

台湾と日本の芸術交流を推進するアート・プロジェクト「Taiwan NOW(台湾ナウ)」が10月から12月まで、台湾南部の高雄会場、日本の東京会場、オンラインのバーチャル会場の3会場で開催されています。9月29日に行われた開幕記者会見には、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰・代表も出席しました。

「台湾ナオ・アート・プロジェクト」は、現代美術を主軸に、台湾と日本の制作チームが総勢20組以上が参加し、3会場に渡って芸術作品を展示します。

10月2日から11月14日まで、東京の丸の内にある『GOOD DESIGN Marunouchi』では、「台灣設計研究院(台湾デザイン研究院、TDRI)」によるデザイン展『未來之花見:TAIWAN HOUSE/未来の花見・台湾ハウス』が先陣を切って登場。

続いて10月30日から11月14日までは、台湾の伝統的な布の花柄を使った作品の創作に長けている台湾の芸術家、林明弘氏と、日本の建築家ユニット「アトリエ・ワン」によるインスタレーション『聚(東京2020)/Untitled Gathering (Tokyo 2020)』が、東京丸の内の「KITTE」のアトリウムで展示されます。台湾でよく見かけるベンチやテーブルが並べられ、人と人との間の様々な集まりがここで行われることを促す狙いです。

KITTEの2、3階では、台湾の芸術家・李明維氏によるパフォーマンス『如実曲径/私たちのラビリンス』が行われます。開幕式当日の10月30日には、台湾の振付師・蔡博丞氏の作品『浮花/フローティング・フラワーズ』が日本のダンサーによってパフォーマンスされます。

12月25日に、台湾南部・高雄市の衛武営国家芸術文化センターでは、台湾の文化に詳しい日本の芸術家・柳美和(やなぎ みわ)が計画、台湾の伝統芸能「歌仔戯(グアヒ)」の3大劇団、「秀琴歌劇団」、「春美歌劇団」、「明華園天字歌劇団」を始め、台湾と日本の制作チームが手を携えて制作した、台湾の在来種の蘭の花から発想を得た新作グアヒ『阿婆蘭Aphrodite/アフロディーテ〜阿婆蘭(アポーラン)〜』が上演されます。

それから、新型コロナウイルスの防疫対策として、期間限定のオンラインのバーチャル会場も設けられています。Taiwan NOWアート・プロジェクトの公式サイトを通して会場にアクセスすれば、台湾の各領域の芸術家の作品が楽しめます。

Taiwan NOWアート・プロジェクトの総監督、林曼麗氏によりますと、Taiwan NOWアート・プロジェクトの発想は、現代芸術を通じて、台湾の芸術家たちの創作の実力を表すことです。「ともに花を咲かせよう」という主軸に沿って、芸術家たちが共同制作により、互いへの認識と理解を深めることに期待しているということです。

林曼麗・総監督は、「コロナの脅威を受けている今、人間は共存、共栄、共有の精神に従うことしかできない。この状況の中で、台湾ナウの主軸である『ともに花を咲かせよう』はますます重要となった。このアートプロジェクトの精神のように、みんなで幸せを共有してほしい」とコメントしました。

文化部の李永得・部長によりますと、Taiwan NOWアートプロジェクトは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一度中止することを視野に入れましたが、プロジェクト参加者の努力により、無事開催することができました。李永得・部長は、Taiwan NOWアートプロジェクトには、台湾と日本の芸術家の共同制作の精神が多数存在している。このプロジェクトを通して、台湾に新型コロナウイルスのワクチンを無償で提供した日本に感謝を伝えたい。また、台湾と日本の文化交流をさらに促進したい」と話しました。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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