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蔡・総統が米隔月刊に寄稿:脅威に晒されたら全力で防衛にあたる

  • 05 October, 2021
  • 曾輿婷
蔡・総統が米隔月刊に寄稿:脅威に晒されたら全力で防衛にあたる
蔡英文・総統は、アメリカの外交・国際政治評論誌『Foreign Affairs(フォーリン・アフェアーズ)』の依頼を受け、「台湾が民主を求める道のり 国際秩序の変遷のなかの善の力」と題した文章を寄稿した。(写真:蔡英文・総統のフェイスブックより)

蔡英文・総統は、アメリカの外交・国際政治評論誌『Foreign Affairs(フォーリン・アフェアーズ)』の依頼を受け、「台湾が民主を求める道のり 国際秩序の変遷のなかの善の力」と題した文章を寄稿しました。総統府は5日にこの文章の内容を公開しました。

蔡・総統は、文章の中で、諦めずに民主主義を堅持する「台湾モデル」を共有すると共に、国際情勢が困難に陥っても、台湾は一度たりとも挑戦から逃れることはない。しかも、世界の善の力になる準備を整えており、国際社会で能力に見合う役割を果たそうとしていることを強調しています。

蔡・総統は文章の中で、「台湾の物語は、不撓不屈の奮闘史である。生存することが絶えず困難に直面していても、民主と進歩の価値の確保に余念がない。台湾の成功は、健全なガバナンスと、透明性の高いことを主軸とした民主を実践することで得た成果だ」と述べました。

蔡・総統は、インド太平洋地域の未来、台湾モデル、チェンジの法則、民主主義の価値、善良の力といった5つのテーマについて台湾海峡両岸関係、地域の平和に対する立場、民主主義と公民社会に対する台湾人の堅持、変わりつつある国際情勢における台湾と国際社会との連携などを説明しました。

蔡・総統によりますと、新型コロナウイルス感染症発生後、権威主義国家は、民主主義より、その政治体制がより21世紀のニーズに合うと確信するようになったことで、イデオロギーの戦いが起きました。台湾はこのイデオロギーの戦いの要衝にあります。民主主義が盛んで、西洋の影響を受けている台湾は、中華文化とアジアの伝統の影響も受けています。台湾の存続と持続的な繁栄は、中国の主張に抵触するのみならず、地域の覇者になろうとする中共の野心も止めました。

台湾は国際組織から排除されているものの、数々の壁を乗り越えて、責任感のある利害関係者になろうと決心しています。台湾の努力により、多くの国は、台湾が自由民主国家としての価値を見直しています。世界各国が中共の脅威を見極めるにつれ、、台湾と力をあわせる価値も知っておくべきです。台湾が落とされたら、地域の平和と、民主主義陣営に災難をもたらすことも是非覚えてほしいものです。

中共の軍機がほぼ毎日、台湾の防空識別圏に侵入していることを受け、蔡英文・総統は、両岸関係に対する台湾の立場は終始一貫していると再度強調しました。地域の安全を守ることは、台湾の政策全体の重点であります。台湾は、対等かつ政治的な前提を設けない原則の下、開放的な態度を持って北京当局と対話します。それと同時に、台湾は誤解と誤った判断を避けるよう、必要な資源を投入し、北京当局への理解を深めようとしているということです。

蔡・総統は、台湾は軍事手段で対抗することではなく、平和、安定、予測可能かつウインウインの原則のもとで周辺諸国と共存したい。ただし、もし台湾の民主と生活が脅威に晒されたら、台湾は必ず全力で自らを守ると強調しました。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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