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国民党政権に情報提供、与党・民進党の黃国書・立法委員が離党

  • 18 October, 2021
  • 早田健文
国民党政権に情報提供、与党・民進党の黃国書・立法委員が離党
与党・民進党の黃国書・立法委員、国民党政権のために反政府勢力の情報を提供していたことを認め、民進党を離党した。(写真:rti)

与党・民進党の黃国書・立法委員は、かつて国民党政権のために反政府勢力の情報を提供していたことを認め、民進党を離党しました。また、SNS上に書き込みを行い、すべての友人に謝罪すると表明しました。今後、議員としての仕事は続け、任期が終了すれば、次の立法委員選挙には出馬しないと表明しています。

黃国書氏は、1964年生まれ、57歳。台中市議会議員を2期務めた後、2015年に行われた台中市第6選挙区の立法委員補欠選挙で初当選し、その後、2016年、2020年の立法委員選挙で連続当選しています。

黃国書氏は、台湾の新聞が黃国書氏は国民党政権のために情報を提供していたことで、民進党の党内派閥である新潮流派から除名されたと報じたことに対して、これは戒厳令の時代に発生したことであり、迫られて仕方なくやったことであり、当事者に対して申し訳なく思っていると述べました。

黃国書氏は、「大学生の時代に反政府運動に携わっていた友人と知り合い、台湾の政治、社会の問題に関心を持つようになった。当時、20歳を過ぎたばかりだったが、捜査関係者に目を付けられ、その後、出頭を求められて取り調べを受けた。その際、政治反乱犯人と交際すれば面倒なことになる。政治犯と学生運動家に対して、政府はさらに一歩、迫害を進める。しかし、もし情報提供に協力すれば、あなたを保護する。捜査の対象となっている学生は、不測の事態を避けられる、と告げられた」と説明しています。

黃国書氏は、「数回の取り調べの後、この捜査関係者の話を信じるようになり、脅迫を受けてその人物の要求を受け入れた。当時は、皆の平安を願うばかりだった」と述べています。

黃国書氏は、「政治家となった後、一生懸命に仕事をし、台湾の歴史・文化の再建を推進したのは、当時、犯した過ちに対する罪滅ぼしのためだ。過去の間違いは取り返せないが、台湾社会のために貢献できることを願っている」と語っています。

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