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中国への生鮮果物輸出が半減、農委会:割合をさらに減らせる

  • 21 October, 2021
  • 王淑卿
中国への生鮮果物輸出が半減、農委会:割合をさらに減らせる
行政院農業委員会(日本の農水省に相当)の陳吉仲・主任委員(大臣)によると、今年1月から9月までの台湾の主要な農産品の輸出はいずれも昨年同期より増加したが、中国大陸への輸出が占める割合だけが、昨年同期の20.8%から今年の20.1%へと、小幅に減少した。しかし、この間、生鮮果物の中国大陸向け輸出は、2019年同期の8割から今年の49.6%に激減している。写真は台湾のパイナップル(写真:RTI)

行政院農業委員会(日本の農水省に相当)の陳吉仲・主任委員(大臣)が20日、立法院(国会)で答弁に立った際、農業委員会の報告を引用して今年1月から9月までの台湾の主要な農産品の輸出状況を説明しました。

それによりますと、この間、主要な農産品の輸出はいずれも昨年同期より増加しましたが、中国大陸への輸出が占める割合だけが、昨年同期の20.8%から今年の20.1%へと、小幅に減少しました。しかし、この間、生鮮果物の中国大陸向け輸出は、2019年同期の8割から今年の49.6%に激減しています。

このような依存度は高いかとの質問に対して、陳吉仲・主任委員は、割合が減っているものの、中国大陸向け輸出は依然としてトップだ。さらに減らすことが出来るとしながらも、農産品の種類にもよるとの見方を示しました。

陳吉仲・主任委員は、「全体を見るのではなく、輸出品目も見なければいけない。中国大陸向け輸出が占める割合が80%から90%に達する果物の輸出をまず減らすべきだ。そうすると、中国大陸に対する貿易依存度も低くなる」と説明しました。

なお、中国大陸が台湾産パイナップル、釈迦頭(バンレイシ)、蓮霧(レンブ)に続き、台湾産の米の輸入も禁止するかとの質問に対して、陳吉仲・主任委員は、昨年、台湾は、米を海外へ20トンも輸出した。その半分は中国大陸に輸出された。中国大陸には10億人以上いる。近年、新型コロナウイルス、気候変動、自然災害などの影響で、アメリカなどの国々から大豆、小麦、とうもろこしを輸入している。食料安全保障の角度から見れば、中国大陸は、米について国際的な規範に反する一方的な禁止令を実施することはないだろうと分析しました。

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