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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送台湾ミニ百科(2021-12-01)台湾のおかしな食べ物 ②飲食店編

  • 01 December, 2021

今週は、先週に引き続き、台湾の変わった名前のある食べ物についてご紹介いたします。前回は台湾のナイトマーケットのグルメをご紹介いたしましたが、今日は、主に台湾の飲食店で提供される料理を2つご紹介いたしましょう。

1.「螞蟻上樹」
直訳しますと、「ありが木に登っている」という意味です。
この料理は、肉のそぼろと春雨に、豆板醤、お酢、醤油、ごま油、にんにくなどの調味料を加えて、炒めてから出来上がり。炒めた後の春雨は飴色になります。そんな春雨の間に、肉のそぼろが散りばめられています。一見しますと、まるで木に登っているアリのように見えますので、この料理は「螞蟻上樹(アリが木に登っている)」と名付けられました。かんたんに作られる上美味しいからでしょうか。この料理は、台湾の飲食店と弁当屋の定番のおかずの一種となり、学校の給食にもしょっちゅう出てきます。台湾で生活していれば、必ず一度は食べたことがあるといえるほど、台湾で広く知られています。
「螞蟻上樹(アリが木に登っている)」は、実は台湾料理ではなく、定番の四川料理の一種です。そして、この料理の由来は、およそ12世紀半ばから13世紀にかけて活躍していた、中国の元の時代の劇作家、関漢卿が創作した著名な戯曲『竇娥冤』だと言われています。...

2.「蒼蠅頭」
直訳しますと、「蝿の頭」という意味です。
もちろん、本当に蝿の頭を使っているわけではありません。豚の挽肉、韮の花、みじん切りにしたにんにく、唐辛子、そして豆鼓という、大豆または黒豆を発酵させて作られた食材などをフライパンに入れて、それから醤油、紹興酒、胡椒などの調味料で味付けて炒めてから出来上がりです。下準備の時間を含めて、およそ20分で完成できる時短料理です。

蝿の頭というのは、豆鼓という食材が小さくて黒く、一見すると、まるで食べ物の中に混ざった蝿の頭のようなので、そのように呼ばれるようになりました。この名前のせいで、この料理を食べたことがないし、試したくもないという人は結構多いですが、実はこの料理はしょっぱくて辛く、ご飯との相性が抜群なので、一度食べたら病みつきになると言われていますよ。

蝿の頭は、そのしょっぱくて辛い味と、台湾では主に四川料理の店で販売されているところから、よく四川から発祥した料理だと思われます。ところで、実はこれは四川料理ではなく、台湾人が発明した、正真正銘の台湾料理です。それが四川料理の店の定番メニューになったのは、あくまで偶然です。...

 

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