:::

Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送スポーツオンライン - 2021-07-17_過去一週間の重要なスポーツニュース

  • 17 July, 2021

 今週、最初にお送りするのは、テニス、6月28日に開幕した今年3番めの世界4大大会、イギリス、ロンドンで行われているウインブルドン選手権の話題です。台湾女子テニスのエース、シエ・スーウェイ選手、ベルギーのエリーゼ・メルテンス選手のペアが、見事女子ダブルスで優勝しました。

 先週のこのコーナーでもお伝えしました通り、シエ選手は、ベルギーのメルテンス選手と組んで、女子ダブルスに第3シードで出場、準決勝に進出すると、第5シード、日本の青山修子、柴原瑛菜(えな)選手のペアとの1時間44分の熱戦を制し、決勝に進出していました。

 迎えた10日の決勝、シエ選手のペアは、ロシアのノーシード、ベロニカ・クデルメトバ選手、エレーナ・ベスニナ選手のペアと対戦しました。

 第1セット、シエ選手は最初のサービスゲームでいきなりブレイクされてしまいます。次のゲーム、すぐにブレイクバックに成功しましたが、第8ゲームで再びシエ選手がブレイクを許し、3-6で落とします。

 第2セット、序盤は互いにキープが続きましたが、第5ゲーム、メルテンス選手のサービスゲームを破られリードを喫します。3-5とリードされ、このままストレートで敗れてしまうかと思いましたが、第10ゲーム、相手のチャンピオンシップポイント2つをしのぐと、6-5リードで迎えた第12ゲームで逆にブレイクに成功、3-5から4ゲーム連取し、7-5で第2セットを奪い、試合はファイナルセットに入りました。

 ファイナルセットは、序盤、両ペア共にキープが続きましたが、第8ゲーム、シエ選手のペアがブレイクに成功し、5-3と優勝に王手をかけます。しかし、ロシアペアも粘りをみせ、ブレイクバックしました。第13ゲーム、メルテンス選手のサービスゲームがブレイクされ、危機を迎えましたが、すぐにブレイクバックすると、8-7で迎えた第16ゲームで再びブレイクに成功、9-7で奪い、2時間半に近い大熱戦を制しました。

 シエ選手とメルテンス選手のペアは初優勝で、優勝賞金48万英ポンド、日本円にしておよそ7280万円を獲得しました。シエ選手はウインブルドンの女子ダブルスでは、2013年に中国大陸のポンシュアイ選手と、2019年にはチェコのバルボラ・ストリコバ選手と組んで優勝しており、これで3勝目、世界四大大会では4つ目のタイトルです。

 シエ選手はこの優勝で、世界ランキングを一つあげ4位としました。35歳、アスリートとしてはベテランと言われる年齢ですが、全く衰えを感じません。シーズン後半戦、北米大陸でのツアー大会での活躍も期待したいと思います。

(ジングル)

 東京オリンピック開催まで1週間を切りましたね。また、出場権獲得の話題がはいってきています。先週のこの時間、中華民国台湾の選手団は18の競技で66人が出場権を獲得したとお伝えしましたが、中華オリンピック委員会は16日、国際テニス連盟(ITF)の通知を受け取り、テニス競技の女子ダブルスに、シエ・ユーチエ選手とシュー・チエユー選手のペアが繰り上がりの形で出場権を獲得したことが明らかになりました。

 テニス競技では、男子シングルスに台湾男子テニス界のレジェンド、ルー・イェンスン選手が、女子ダブルスにラティーシャ・チャン、チャン・ハオチンのチャン姉妹ペアが出場することが決まっていましたが、これで女子ダブルスは2組、トータルで5人の選手が出場することになり、中華民国台湾の出場選手は18の競技で68人となりました。

 シエ・ユーチエ選手は、先程ご紹介したシエ・スーウェイ選手の妹です。シエ・スーウェイ選手は、オリンピック出場条件を得る為に必要な、直近4年間の国別対抗戦への出場がなかった為、残念ながら出場することはできませんが、妹が繰り上がりで出場権を獲得することとなりました。シエ・ユーチエ選手のダブルスランキングが179位、シュー・チエユー選手が191位と、大会では格上選手との対戦となりそうですが、思い切ってぶつかっていって欲しいですね。

(ジングル)

続いては野球、まずは日本プロ野球の話題です。先週のこのコーナーでもお伝えしました通り、今年の日本プロ野球のオールスターゲームには、監督推薦で、埼玉西武ライオンズのウーネンティン選手、東北楽天ゴールデンイーグルスのソン・チャーホウ投手が初めて選出されました。

16日に行われた第1戦、ウー選手は7番セカンドで先発出場、2回の第1打席はファーストゴロ、4回の第2打席もファーストゴロに倒れ、ヒットは出ませんでしたが、試合途中、守備位置の変更でサードを守るなど、ユーティリティープレーヤーらしさを発揮しました。

 ウー選手は、台湾のファンに向け、「初めてオールスターゲームに出場しました。選出されたこと、そしてスタメンで出場できたことはとても嬉しいです。ヒットは出ませんでしたが、これほどたくさんすばらしい選手達がいる中で、出場できてとても嬉しいです」と笑顔で語りました。

 今日17日、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、楽天生命パーク宮城で行われる第2戦では、ソン投手の登板が期待されます。

 おしまいに台湾プロ野球の話題です。まずはドラフト会議の話題です。12日、ドラフト会議がおこなわれました。今年は新人トライアウトが中止となった為、書類審査合格者95人がそのままドラフト会議に参加、参加人数は過去最多の157名となりました。1巡目1位の指名権をもつ富邦ガーディアンズは、クリーブランド・インディアンス傘下3Aでプレーしていた江少慶投手を指名、さらに楽天モンキーズは元千葉ロッテマリーンズの陳冠宇投手を、そして中信兄弟は元阪神タイガースのルー・イェンチン投手を指名するなど、各チーム1巡目は、いずれも海外リーグでプレー経験をもつ選手が指名されました。

 37名の指名選手は、後期シーズン以降、試合に出場できます。ナショナルチーム経験も抱負な海外組の入団で、台湾プロ野球がさらに盛り上がりをみせそうです。

 そして、その台湾プロ野球では13日、リーグが再開しました。5月中旬、台湾では、新型コロナウイルスの市中感染の急激な拡大により、警戒レベルが3級に引き上げられ、5月18日からおよそリーグが休止していましたが、感染状況の緩和を受け、中央感染症指揮センターが7月13日から部分的な規制解除を決定、台湾プロ野球の防疫計画に合意したことで、リーグ再開が決定しました。そして無観客、一部の球場限定という形ながら、13日、中部、雲林県の斗六球場で、味全ドラゴンズ対富邦ガーディアンズ、南部、台南市の台南球場で、楽天モンキーズ対統一セブンイレブンライオンズの試合を皮切りに、試合が行われています。しっかりとした防疫対策を行うことで、今後は、中断なくシーズン終了を迎えて欲しいですね。

Program Host

関連のメッセージ